【重要】GW10連休に伴う為替のリスク!!
こんばんは!
4月27日から5月6日までGW10連休に入ります。
史上初の最長連休だそうです。
これはお勤めの会社によってお休みは様々であると思いますが、
日本の銀行や証券会社は10日連続で休場となります。
為替市場は世界のどこかの国の銀行が営業していれば、トレードする事が出来るので、
GW中でも土日以外は相場は動いています。
※10連休は日本だけであって、外国は土日以外は銀行や証券会社は通常営業です。
一方、日本の株式市場は為替と違って、日本だけの市場になります。
なのでGWの期間は株式市場は完全に休場となります。
得てして、こういう連休の時は為替の暴落リスクをはらんでいます。
年明けのフラッシュクラッシュを振り返ってみようと思います。
2018年の株式市場は米中貿易摩擦の懸念などから、12月の相場は下落気味でした。
基本的にクリスマス前に銀行やファンドの為替ディーラーはポジションを閉じるので、
takalion23は余裕を持って12月20日頃には全ポジションを閉じ、
年明け1月10日までは完全ノーポジ・ノートレードにしていました。
案の定、クリスマスは株、ドル円が大暴落。史上最悪のクリスマスという事でブラック・クリスマスと命名されました。
そもそも昨年末の段階でリスクオフ・ムードが漂っていました。
そして、1月3日に為替市場でクロス円の瞬間的な大暴落「フラッシュ・クラッシュ」が起こりました。
為替市場は年末年始のお休みモードで、普段より時価総額が低い状態です。
こういう状態であると、ヘッジファンド(AI)からすると少しの資金量で、大きく値動きを操作できます。
そして事件は起こりました。
キッカケはトルコリラ/円を売り崩した事により、円が急騰!!!
瞬間的な円高により、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、、、など他のクロス円の通貨ペアも全て暴落しました。
TRY/JPY 日足
USD/JPY 日足
AUD/JPY 日足
クリスマスに111円だったドル/円はフラッシュ・クラッシュで105円まで暴落しました。
しかも日本人が油断している早朝7時ごろに事件は起こりました。
基本的に日本人のFXのポジションは円建てで、他の通貨をロングしている人が多いです。
そして日本人個人投資家のポジションは欧米の機関投資家に狙われています。
年明けの時価総額の少ない薄商いの状態だと、ヘッジファンドからすると、
トルコリラ円を売り崩すだけで、ドミノ倒しのように他のクロス円も暴落させることが出来ます。
恐らく、この時にレバレッジを5倍以上にしてクロス円をロングしていた方はロスカット刈りに遭ったと思います。
しかも逆指値の損切り注文をしていても、瞬間的に大暴落した場合は、遥か下の値段で損切りが約定してしまいます。
例えば、ドル円を108円で損切りオーダーをしていても、フラッシュ・クラッシュにより105円でロスカット約定してしまう!なんてリスクがあります。
ヘッジファンドは日本人のポジションは分かっているので、どこまで暴落させたら、ロスカットさせられるかも分かっています。
フラッシュ・クラッシュの値動きは半分はファンドの資金で動かしていますが、
残りの半分はロスカットによる決済売りで暴落が加速するのです。
そして瞬間的な暴落の為に、ドテンのロング注文も入れさせて貰えることなく、チャート上では下ヒゲを出してプライスは戻ってきます。
大体こういうロスカット刈りは日本人が寝ている早朝や深夜に起こります。
恐ろしい。。。
さらに為替市場でドル円が暴落すると、休場明けの株式市場でも日経平均が暴落します。
日経225 日足
画像は世界の株価より引用
年内は2万円で何とか踏みとどまっていた日経平均は、フラッシュ・クラッシュでドル円が暴落した為、
休場明けのオープンレートは窓を開けて大陰線を出し、2万円割れの波乱の幕開けとなりました。
もちろんヘッジファンドは、日経225のショートで利益を取ったと思われます。
まとめると、薄商いの為、トルコリラ円を売り崩した事により、
他のクロス円も暴落させ、日経平均も暴落させ、日本人個人投資家のロスカットを全て利益として食らった。
これがフラッシュ・クラッシュの正体です。
投資の世界では個人投資家でも一流のファンド達と同じ土俵で闘わねばなりません。
日本という国自体が海外の投資家から狙われているので、
為替はノーポジを推奨します。
どうしてもポジションを保有したままにしておくならば、
レバレッジを2倍以下にして、損切りを深めにしておくとロスカット刈りのリスクは減らせます。
シナリオとして考えられるのは、為替(特にドル円)を連休中に暴落させて、
連休明けに日本株を暴落させるパターンが1つ考えられます。
日銀が金融緩和でETFを鬼の爆買いをして、日本株をブチ上げさせるパターンです。
政府としても令和の新時代のお祝いムードの時に為替と株を暴落させるワケにはいかず、
むしろ株価は上げていきたいはずなので、連休明けに強い買いを入れてくる可能性が大いに考えられます。
そして最後のシナリオは、日銀が連休明けにETF爆買いをしてくると、AIも予測をしていると思われるので、
結局、何も仕掛けてこないというパターンです。
そもそもフラッシュ・クラッシュが起こった年明けはリスクオフ・ムードでしたが、
GW前の今はリスクオフ・ムードが和らいで、むしろジリ上げムードなので、
相場環境が違うと言えます。
しかし株式市場にはセル・イン・メイという言葉があるように、5月に株を売るのがセオリーとなっています。
また、GWの連休中にFOMCと米国雇用統計という為替の2大ビック・イベントが控えています。
その結果がネガティブ・サプライズだった場合は、
それがきっかけでフラッシュ・クラッシュを引き起こす可能性は十分あります。
以上のことを踏まえて、やはりGW連休中はノーポジがベストだと思われます。
参考にして頂ければ、幸いです。
今回は以上です。
次回は明日の18時ごろブログを更新します。では次回もお楽しみに!
LINE@始めました!
FXや仮想通貨の売買をタイムリーに発信、またブログでは書けないお得な情報をお届けしますので、下記の友だち追加ボタンからお友達になって下さい。
※当ブログは管理人が自分の相場分析やトレード記録を残す為であり、投資効果を保証するものではありません。投資する際はあくまでも自己責任でお願いします。
BTC-FXをするならFX最大手の取引所である
がオススメです。日本語にも対応。
BTC-FXの流動性No1で、サーバーが軽く約定力は高いです。
最大レバレッジ100倍なのに、ロスカットの追証なしでリスクが低いです。
上記のリンクから口座開設をして頂きますと、最初の6ヶ月間は手数料が10%OFFになります。
仮想通貨の現物取引をするなら、世界最大級の取引所である
がオススメです。
アルトコインを数多く揃えており、仮想通貨の暴落ヘッジにBNBもオススメ!
高セキュリティで、ハッキングリスクにも強いです。
為替のFXを始めるなら国内業者の
がオススメです。
金融業界で信頼のSBIグループ!
ドル円スプレッド0.27銭と業界最狭水準!
FXでは珍しい1通貨単位から取引可能で、定額積み立てのドルコスト平均法にもぴったり!
FX口座数国内第1位の
もオススメです。
こちらは平日24時間、電話応対サポート付き。ラインでのサポートもあります。
スプレッドが狭いだけでなく、サーバーが軽いので、デイトレ、スキャル向きの貴重な国内FX業者です。
安全安心の「全額信託保全」を導入済み。FXの時事ニュース配信もあります。
少ない資金でFXを始めたい方、FXで大きく稼ぎたい方は、海外業者の
がオススメです。
手数料0円、最大レバレッジ888倍が魅力です。
いわゆる「億トレーダー」はXMを使っている人が多いです。
海外業者ですが、日本語に対応しており、24時間体制でチャット対応。
最も重要なポイントは海外業者であるにも関わらず、出金トラブルが無い
事です。自信を持ってオススメできます。