2019年の相場展望(FXセミナー)1
こんばんは!
いよいよ明日からバリ島です。
その前に!年明けに外為オンラインのFXセミナーに出席したので、情報をシェアします。
内容はズバリ!!!
2019年の相場展望です。
ちなみに2018年のドル円相場は過去20年で最も値幅が少ない年だったそうです。
2019年の相場を見る上での4つのポイント
1.米中貿易協議(3/1期限)
合意か?決裂か?
2.米・政策金利引き上げ回数
今年の利上げ回数はゼロか、あるいは1回になるのか?
3.米・逆イールドカーブが起こるのか?
昨年12月に発生した逆イールドカーブが2年債と10年債でも起こるのか?
2年債と10年債での逆イールドは過去2回だけ起こっており、この2回とも米国の景気は悪化した。
4.欧州の動き(3/29期限)
英国のブレグジットの落ち着きどころや、独仏の政治不安、欧州通貨の動きは?
☆ドル円 メインシナリオ(予想70%)
米中貿易協議で中国側が大きな譲歩を見せ、トランプ政権を納得させる。
中国製品2000億ドルに対し25%への関税引き上げは見送られ「リスクオフ」ムードは後退。
→これら一連の動きから、ドル円は2019年前半には113〜116円程度まで上昇する余地が出てくると予想。
ユーロドルも1.11台まで売られ、ポンドドルも1.20前後まで下落し「ドル高」が進む。
☆ドル円 リスクシナリオ(予想30%)
米中貿易協議が決裂。中国製品2000億ドルに対して25%の関税を課すことに。
株価の下落と個人消費の低迷から景気減速が進む。
米10年債利回りは2.5%を大きく割り込み、2.2%程度まで低下。
→このシナリオの場合、ドル円は99〜103円程度までドル安が進む。
※この場合、非常に重要なラインとなるのが99円〜100円の水準です。
ドル円 月足
99円〜100円を大きく割り込んでくると、その下には明確なサポートライン(支持線)が無いです。
つまり、この水準を大きく割り込むと、底なし沼のように下落していく可能性もあるという事です。
現時点では、米中協議も上手く進んでいるようなので、メインシナリオで相場が動きそうですが、もしリスクシナリオになった場合は、米ドルの外貨預金を毎月定額で積み立てる投資(定時定額法)も考えています。
※定時定額法の投資法については、改めてブログで書きます。
セミナーの大筋の内容は、今回のブログで書きました。
続編として、次回は年間を通して注意すべきイベントと、セミナーのまとめを記事にします。
では、次回もお楽しみに!