損切りが出来ない人とお酒を飲みました。
こんばんは!
最近、近所のお世話になっているBARでお酒を飲んでる時に、FXトレードをしている人と飲みました。
takalion23はFXでプラス収支を出し続けていると話をすると、
その方(便宜上Aさん)は、
「私は損切りが出来ないです」
と仰いました。それにより、ここ2年間でFXで200万円ほど損失を被っているそうです。
AさんはFXで負ける典型的なパターンの人だなと私は思いましたので、
大変失礼ですが、反面教師として例を挙げさせて頂きます。
Aさん語録
1、「含み損が膨らんでもいつかは戻ってくる」
2、「含み損に耐える為に証拠金を追加する=金持ちが勝てるゲーム」
3、「そもそも、どこに損切りを入れていいか分からない」
4、「ボラティリティが大きい方が良いのでポンドを売買している」
本当にダメな例としては100点満点の回答です。涙
1つずつダメな部分について分析していきます。
1、「マイナスが膨らんでもいつかは戻ってくる」
これに関しては、値が戻ってくる時もあれば、戻ってこない時もあります。
戻ってこない場合は大きな損失となります!
なので、自分の思惑が外れた段階で速やかに損切りするべきです。
経営的な視点を持つと、「損切り=経費」です。
例えば、ネット物販をするにも仕入れや通信費などの経費が掛かります。
どんなビジネスでも必ず経費は掛かります。経費なしは不可能です。
儲けるためには経費は小さく、利益は大きくしたいですよね?FXも同じです!!
9回小さな損切りをしても、1回の大きな利確が出来ればFXはトータルでプラス収支です。
損を小さく抑えて、利を伸ばす!
例えば、20万円の損失を2万円に抑えられたとしたなら、18万円の利益だ!という位の感覚が必要です。
2、「含み損に耐える為に証拠金を追加する=金持ちが勝てるゲーム」
これは本当に間違ったギャンブル的な考え方です。
資金が大きい方が有利なのは確かです。
200万円を年利30%で運用しても、運用益は60万円ですが、
2000万円を年利30%で運用したら、運用益は600万円になります。
しかし、Aさんのように含み損に耐える為に証拠金を追加する方法だと、
2000万円でも1億円でも溶けて無くなります。
しっかりと損切りする事により、次の利益を狙うトレードをする権利を得ます。
損切りをしない人は、次のチャンスに「打てる玉が無い」のでトレードを見送る事になります。
3、「そもそも、どこに損切りを入れていいか分からない」
これは「ダウ理論」を学ぶ必要があります。
実際にチャートを見ながら解説していきます。
※この記事は3/15に書いたものです。
EUR/USD 日足
ユーロドルは下落トレンドなので、ショート(売り)を狙っているとします。
大切なのはエントリーする前に「損切りポイントを決める」事です!!
「ダウ理論」の定義は
「上昇トレンドは前回の高値を超えていき、前回の安値を割らない」
「下落トレンドは前回の高値を超えずに、前回の安値を割る」
なので、ユーロドル日足の前回の高値が1.1419ドルなので、
損切りは1.1420ドルあたりに置きます。
もし仮に1.1200ドルあたりから底ショートしていた場合、踏み上げられているので、
一旦は損切りして、その損失は経費とみなし、1.1420ドル近くまで引き付けてから
再度、ショートエントリーが有効でしょう。
早めに損切りする事により、損失以上のリターンが見込めます。
ボリンジャーバンド+1σと80MAが重なる1.1360ドルからショートを狙っても良いですが、
過去のチャートを検証すると80MAにロウソク足は抑えられていないので、80MAは超えてくる可能性が高いです。更に引きつけたいところです。
オプションの状況もチェックします。
20日期限のOPが1.1390ドルに入っています。
なので、例えば「IFO注文」で1.1380ドルに売り指値、
1.1420ドルに逆指値を置きます。
成行でオーダーする場合も「クイックOCO」という機能で、
注文と同時に「逆指値」のオーダーも入れられます。
※本日はFOMC(21日夜中3時)なので、takalion23は全ポジションを決済しました。
FOMCと英議会 EU離脱案 可決期限でユーロやポンドは値が荒れそうです。
また、明日は東京市場が休場でクロス円のペアはロスカット刈り(フラッシュクラッシュ)のリスクがあるのでノーポジか、ポジション量を減らすことをを推奨します。
指値であっても成行であってもポジションを持つ限り必ず損切りのオーダーは入れます。
そして一度入れた損切りのオーダーは動かさない事です。
そもそも急激な値動きがあるタイミングでのエントリーは避けるべきですが、
それでもFXはいつ何時、急激な値動きがあるか分かりません。
よって「逆指値=損切り」注文は必ず入れるように徹底して下さい。
これは以前に記事にした勝てるスタイルを手に入れる!よりも前の段階の
基礎中の基礎ルールです!
4、「ボラティリティが大きい方が良いのでポンドを売買している」
これも負ける人によくあるパターンですが、ドル円やユーロドルのボラティリティが小さい時に痺れを切らせて、
動きが激しいポンドを売買するパターンです。
ですが、ポンドはチャート形状を見れば分かりますが、「波形」ではなく、「角ばった線形」になっています。
BTCのようなチャート形状です。
ポンドはAIで売買されていて、個人投資家の損切りを刈り取っています。
なので、ポンドはダウ理論が通用しない事がよくあります。
上記のユーロドルの例で解説すると、下落トレンドなので上昇してきても下落はするのですが、
1.1420ドルに損切りオーダーが溜まっているので、1.1420ドルの「ロスカット刈りをしてから下落する」
そういった値動きをします。
なのでポンドは売買を避けた方が無難です。
どうしてもポンドをトレードしたい人は、レバレッジを1〜2倍以内の小ロットにする事です。
欲をかいてレバレッジを上げると損切りが浅くなり、結果、刈り取られます。
BTCトレードも同じでレバレッジ5倍以上に設定した人は、ロスカットされている人が多いと思います。
この記事をAさんが見ているかどうかは分かりませんが、読者の方の中にも思い当たる節があるかも知れません。
以下の3つのポイントは是非、徹底して抑えていきましょう!
1、エントリーする前に損切りラインを決める!
2、損切りからエントリーポイントまでのpipsでポジション量を決める!(損失の限定)
3、損切りラインは動かさない!
今回は以上です。
次回は『「入りと出」の管理/プロスペクト理論』を3月22日の18時ごろ公開します。
では次回もお楽しみに!
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